臨床試験で証明!女性のAGAにプロペシアは効果なし

公開日
2019年9月10日
更新日

プロペシアは女性の薄毛には効果なし

プロペシアは、薄毛の改善効果が世界的に認められているので、女性の薄毛にも有用ではと思われがちです。しかし、実際のところ効果はありません。安易にフィナステリドを含むプロペシアを服用しないようにしましょう。

プロペシアの主成分フィナステリドは、男性ホルモンに作用して薄毛の症状を改善へと導きます。とてもデリケートな作用を行いますから、男性以外が服用すると望まない結果になり得ます。

女性の薄毛はFAGAと呼ばれており、これは男性のAGAとは異なる症状だと考えられています。FAGAとは女性男性型脱毛症のことです。男性と発症年齢が違ったり、プロペシアのようなフィナステリド薬が有用に作用しません。

FAGAは、女性ホルモンの分泌量が発症の鍵を握るとされています。特に、エストロゲンの分泌量低下が引き起こす可能性が大きいです。
プロペシアは、男性ホルモンに作用する薬です。女性ホルモンの分泌量が原因のFAGAには適しません。
また、フィナステリドは、経口で投与しなくても皮膚から吸収されます。胎児に影響する恐れがあるので妊娠中の人は要注意です。薬の服用を行う男性は、身近な人に影響を与えないように、管理を正しく行うことが求められます。

妊婦・授乳婦にはプロペシアは禁忌

妊婦や授乳中の女性にプロペシアは禁忌とされています。服用に限らず直接的な接触も注意が必要です。妊婦が仮にフィナステリドを服用すると、男性胎児の性器の発達に悪影響が起こり、異常をきたすことが分かっています。

男性器の形成には男性ホルモンの一種DHTが関与しており、プロペシアを始めとしたフィナステリド薬が体内に入ると、DHTの生成を阻害してしまいます。それが、妊婦や授乳中の女性にプロペシアが禁忌の理由で、服用に至らなくても接触するのは禁物だと考えるのが妥当です。

未成年の男性も同様に、安全性や有用性が確立しておらず、必然的に成人男性以外は服用も接触も避けるのが無難とされています。
授乳婦もプロペシアが禁忌なのは、母乳にフィナステリドの成分が溶けだして、男児の性器の発達に影響を与えるからです。

服用を行う本人だけでなく、男児のそれも性器の発達に関わり、プロペシアの服用は御法度です。母乳にまで影響が及ぶとなれば、胎児だけでなく育児中の乳児にもリスクがあります。通常、薬剤はコーティングで溶け出しにくくなっています。しかし、割れていると粉状になって皮膚から吸収されてしまうので、女性は割れた薬に触れないようにしましょう。

小作り中にプロペシアを飲んでも影響はない

子作り中にプロペシアを飲んでも大丈夫なのでしょうか?結論からすると、精液への移行性は非常に低いです。
男性がフィナステリドを服用しても安心だといえます。精液中濃度にフィナステリドが殆ど影響しません。したがって、子作りに悪影響を与える心配もほぼないのです。

男性の精液から、胎児に重大な問題が生じたという情報はありません。女性にも影響は殆どないと考えても問題ないでしょう。しかし、用法用量を正しく守る必要があります。また、女性はプロペシアに触れないことが大前提です。

子作り中にプロペシアを飲んでは駄目ということはないです。しかし、性欲の減退や精液量の減少など、プロペシアは男性の身体に少なからず変化を生じさせます。子作りそのものに問題が起こる可能性があるので、状態を見ながら服用を見直すなどが必要です。

子作り中に男性が飲むプロペシアの懸念は殆ど気にする必要がありません。しかし、妊婦や授乳婦は、プロペシアには触れないようにしましょう。